ティーンエイジャーのクレイ・ジェンセンが学校から帰宅すると、玄関に7本のカセットテープが入った箱が置いてあることに気がつく。それには2週間前に自殺した同級生、ハンナ・ベイカーが自らこの世を去る決断をした13の理由が録音されていた。
Wikipedia より
本作品はネットストリーミングサービスであるNetflixが制作した作品です。なのでNetflixでしか見ることができません笑
2017年Netflixで最も観られたドラマ作品の一つであります。
主人公はディラン・ミネット演じるクレイ・ジェンセンです。
吹き替え:杉山紀彰
もうひとりの主人公はキャサリン・ラングフォード演じるハンナ・ベイカー/吹き替え:山根舞
あらすじでも述べましたが、物語はハンナが自殺してから二週間後から始まります。
そう。彼女は既に死んでるんですよ。すごいですよね。
それで彼女の死から二週間後に主人公のもとにカセットテープが届きます。
カセットはハンナが自殺する前に作成したものでした。
本数は13本で、各カセットで一人の人物について語られます。
https://note.mu/masayat/n/n928fb4caba11
これはう~ん。
各話で同級生たちの秘密が明らかになっていき、それが密接に関わって、結果的にハンナが自殺する原因になるストーリー展開はミステリーであると言えます。
しかし、主人公クレイに関してもなのですが、非常に登場人物たちがリアル。
よくある学園モノだと誰がオタクで誰がアメフト部でとかはっきりと立場やグループがわかるものなのですが、実際生活してみると時間が経つごとに友達も変わるしグループも変わりますよね。
もうこの関係性がかなり自分の学生時代と重なってしまいますね。
更に登場人物の性格がどこにでもいそうだし、あぁこういうやつ居たわという感覚に何回も陥るんですよね。
したがって没入感が半端ない
もしかしたらこんな学生生活を自分は営んでいたかもしれないと思わせてくれるドラマです。
本作は実社会の問題を扱うフィクションで、性的暴行や薬物乱用、自殺などの題材が扱われます。
なので本作では初めに観ていて辛い方はやめたほうがいいことと、今現在何かで苦しんでいる方は以下のサイトで助けを求めることができることが言われます。
本作を見て思ったのは、いじめとは相手がいじめられていると感じた瞬間からいじめになるのだと、本当に強く感じました。
正直言って見てから何日も憂鬱な気持ちになりましたが、自分の言動が相手にどう伝わるのか、どう感じるのかを考えさせられるとても素晴らしい機会になったドラマでした。
なので今現在、皆さんに一番見てもらいたいドラマです。
ハンナはなぜ自殺したのか、カセットの内容は本当のことなのか…