第2話は全編に渡って1964年から1972年ま放送された伝説のドラマ「奥様は魔女」のパロディ進行でした。
とくにオープニングはそっくりでしたね!
いや~なつかしい!
私も子供の頃NHKの再放送で見てました!確かダーリン役の人が途中で変わったりもするんでしたよね…非常に楽しんで見ていた思い出があります!
ワンダが魔法を使う際の効果音もそっくりで笑いました。
序盤、ワンダの家の庭先に白黒世界のはずなのに“赤い”ヘリコプターが落ちてきました。このときは隣人のアグネスがやってきてヘリを持ってかえることはできなかったのですが、非常に重要なキーワードになりそうですね。
ちなみにヘリコプターにはSWORDのロゴが描いてありましたね。
詳しくは”第1話&第2話を見終えて”で述べます。
個人的な予想ですが、本作はパロディ元となるドラマの年代を引き継ぐものと見られます。したがって、奥様は魔女が放送された60年代後半から70年代前半は、ソ連のような共産国への敵対心が非常に高かったことからあのようなジョークが出たんでしょうね。その辺の時代背景ももっと抑えておきたいですね。
ドッティがワンダに”噂を聞いたわ”と告げます
ワンダは”どんな噂か知らないけれど、誰かを傷つけるつもりは一切ないわ”
と返します。
このシーンおかしくないですか?
だって普通に考えれば
噂=二人は魔法使い
のことかなとワンダは考えるはずなのに、ドッティへの返しは”傷つけるつもりはない”というのは非常に意味深ですよね。
第2話中盤ドッティの家でワンダが嫌々片付けしているとき、ラジオから男の声が聞こえてきます。
“ワンダ、聞こえるか。応答せよ”
“ワンダ、誰が君に指示を?”
これについては本記事最終章”第1話&第2話を見終えて”で述べます。
ラジオが流れたことでドッティの気が動転し、彼女はガラスのコップを割ってしまいます。それによって右手からは“赤い”血が流れてしまいます。
詳しくは本記事最終章”第1話&第2話を見終えて”で述べます。
第2話中盤で第1話と同じノリで今度は時計のCMが始まります。
ここで注目したいのは
まずストラッカーですが、ストラッカーと言えばやはり『エイジ・オブ・ウルトロン』に出てきたワンだとクイックシルバーを作り出したヒドラの人物ですよね!
さらにダメ押しで時計にはヒドラのロゴと文字まであるという…笑
個人的に一番気になったのが時計の針位置ですね。
時計の画像とか調べるとわかると思うのですが、販売時の時計の針の位置は「10時8分42秒」で止まってるんですよ。その理由はセイコーの以下の記事がわかりやすいですが、簡単に言えばそれが一番美しく文字盤を見せられるからです。
https://museum.seiko.co.jp/knowledge/trivia01/
ちなみにセイコーでは1964年以降上記手法なので、奥様と魔女のパロディを行っているワンダヴィジョンでもそれに習うはず…なのに2時42分…しかも秒針が無いんですよ!
この2時42分は絶対キーワードだと思うんですよね。
ただ2時42分から派生することが全く思いつかないんですよね笑
気づいたのに悔しい笑
2021/01/24更新
なんと第二話に出てくる時計の位置は手旗信号になっていたみたいです!
参考は以下
https://www.inverse.com/entertainment/wandavision-xmen-mcu-clocks-easter-egg
その手旗信号から読み取れるのは…
X-MEN!!!!
ワンダはもともとX-MENに出てくるマグニートの娘なのと、
今後X-MENはMCUに登場するから安心してねというケヴィン・ファイギのメッセージでしょうか?
これに初めて気づいた方ほんとすごいですね。
マジックショーの最後、ドッティがワンダらにトロフィーを授与しますが、その時彼女の右手は先程ガラスで切っているはずなのに包帯も何もつけてないんですよね。
これもなにか意味深ですね。
第2話終盤マンホールから蜂防護服を着た謎の男が現れます。
注目ポイントは防護服にはSWORDのマークがあることですね。
ドラマ内での服をみるとやっぱり上記のようなAIMっぽいな~と思いますよね。でも背中にはSWORDのマークが…謎ですね。
詳しくは本記事最終章”第1話&第2話を見終えて”で述べます。
蜂男が現れたとき、なんとワンダは”ダメ”といって物語を文字通り早戻しします。
これは明らかにワンダはこの世界は作りものであることを認識していますね。これはラジオのセリフからもわかります。
じゃあ彼女の目的は何なのか。ごめんなさい。それについても詳しくは本記事最終章”第1話&第2話を見終えて”で述べます。
ワンダが早戻しした先は突然の妊娠がわかったシーンでした。
そしてヴィジョンに対してワンダは
“これは現実?”
と問いかけ、ヴィジョンは肯定します。
その結果ワンダたちのいる世界には鮮やかな色が付き、二人はキスをして第2話はあのハニカムくり抜きで締めくくられます。
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