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【シェイプの監督】『パンズ・ラビリンス』(英題: Pan’s Labyrinth)【感想&レビュー】

[:ja]こんにちは!

今日は最近だと『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を多く受賞したギレルモ・デル・トロ監督の作品をレビューしていこうかと思います。

 

【シェイプの監督】『パンズ・ラビリンス』(英題: Pan’s Labyrinth)【感想&レビュー】

予告はこちら

監督はこの方

優しい顔してますね。

彼は大のオタクで、日本の特撮とかがものすごく好きなんですよ。

その愛は『パシフィック・リム』などでお判りにはなるかと思います(笑)

 

ストーリー

スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリア。彼女は妊娠中の母親と共に、母親の再婚相手であり独裁政権軍で大尉を務めるヴィダルに引き取られ、森の中にある軍の砦に移り住む。レジスタンス掃討を指揮する冷酷なヴィダルは、生まれくる自分の子だけを気にかけ、母親も大尉の意向ばかりをうかがうため、オフェリアは顧みられない。オフェリアの相手をするのは砦の家政婦であるメルセデスだが、彼女の弟はレジスタンス運動に身を投じており、彼女もまた、大尉の目を盗んでこれに協力していた。砦での暮らしはオフェリアにとって重苦しいものとなっていき、彼女の心は妖精やおとぎ話の世界へ引き込まれていく。

ある夜のこと、オフェリアの前に妖精が現れ、森の奥にある迷宮へ導く。そこには迷宮の番人パンが待っており、彼女を一目見るなり「あなたこそは地底の王国の姫君だ」と告げる。

むかしむかし、地底の世界に病気も苦しみもない王国がありました。その国には美しい王女様がありました。王女様はそよ風と日の光、そして青い空をいつも夢見ていました。ある日、王女様はお城をこっそり抜け出して人間の世界へ行きました。ところが明るい太陽の光を浴びたとたん、彼女は自分が誰なのか、どこから来たのかを忘れてしまったのです。地底の王国の王女様はその時から寒さや痛みや苦しみを感じるようになり、ついには死んでしまいました。姫を亡くした王様は悲しみましたが、いつか王女様の魂が戻ってくる事を知っていました。そしてその日をいつまでも、いつまでも待っているのでした。

パンはこの迷宮が地底の王国の入り口である事、そして姫君である事を確かめるためには3つの試練を果たさなければいけない事を伝える。こうしてオフェリアはパンに与えられた3つの試練に挑むことになった。

オフェリアが幻想の世界を訪れている間にも、大尉による容赦のない現実が繰り広げられており、それはオフェリアの幻想と現実の世界の双方を侵食し、暗い影を落していく。

Wikipedia より

 

感想&レビュー

めっちゃ『千と千尋の神隠し』の影響受けてるな!!!と思いました。

  1. 不気味な石像
  2. 不思議な世界に迷い込む
  3. 不思議な世界の住人から試練を与えられる
  4. 小さい生き物がパートナーになる

等々多くの要素で『千と千尋の神隠し』を連想しました(笑)

パクリとかじゃなくて日本文化への熱いリスペクトを感じましたね!

流石ギレルモさん

 

ペイルマン

本作で特筆すべきはやはり出てくるモンスターたちですね!

その中でもこの手に目がついているペイルマンが最高にイカしたデザインでした(笑)

 

しかもこのペイルマンを演じられたダグ・ジョーンズさんは同作のパンと、『シェイプ・オブ・ウォーター』の不思議な生き物も演じられています。

 

ファンタジーと現実の融合

舞台がスペインの内戦後くらいで、戦争映画の性格をもつ本作はとても珍しいと思います。

しかもちゃんとファンタジー要素もきっちりあって、非常に面白いテーマだったなと思います。

 

特に終盤とかはキリスト教色もあって、『ナルニア国物語』のような雰囲気もありましたね。

 

いやぁ主人公が純粋ないい子で良かったです。[:]