今日は最近レンタル開始された超話題作、ゲットアウトのレビューをしていこうかと思います。
【ホラー】『ゲット・アウト』(原題: GET OUT)【感想&レビュー】
https://medium.com/@BSReviews/get-out-2017-movie-review-a7d257403334
ストーリー
ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで…
https://filmarks.com/movies/70717
評判
本作は非常に高い評価を得ています。
まずはホラー・サイコスリラーとしての側面。
もう一つは人種差別問題。
オバマ大統領の当選によって、黒人差別は消滅したと言われています。
が
本作はまだリベラルな白人たちの奥底にある差別意識をあぶりだした作品ともいわれています。
感想&レビュー
予告とか見たときはKKKのような過激な黒人虐殺かと思ったのですが、もっと精神的な恐怖が描かれていて、よくありがちな血まみれなサイコ映画ではなかったですね。
あとはここでは省きますが、本作には沢山の伏線が貼られていたのが凄いなぁと思いました。
上記サイトとか分かりやすく丁寧だったので、本作を鑑賞した方は読むのおすすめです。
未鑑賞の方はまだ見ない方がいいでしょう。
奥底にある差別意識も非常にうまく描かれていたと思います。
例えば白人の年配者と黒人が話をするとき、多くの年配者が黒人の成功者の話をするということですね。
彼らは善良な市民ですし、差別の意識は全くないのですがそのようなことをしてしまうようです。
本作の後半も良かったですね!!!
衝撃的な事実が判明するのですが、それが結構SF的というかなんというか(笑)
謎が解けていく感じが良かったです。
あと主人公が有能!
スリラー系の映画ってどうしても登場人物に対して”普通こうするだろう”と叫びたくなる時がありますが、本作ではどれも理性的で、納得のいく行動を取っていてストレスがたまりませんでした。
あと主人公クリス・ワシントンを演じられたダニエル・カルーヤさんはブラックパンサーの主人公の親友とかを演じていましたね。
サイコスリラーとホラーとサスペンスと社会問題をうまく融合した素晴らしい作品でした。
[:]
コメントを残す