お久しぶりです!ほんとにお久しぶりです!
学校のほうが就活やら研究やらで忙しかったのですが、一段落したので再開です!エンドゲーム早く観たい!!
*注意:
考察・予想などを書きます。また、今までのMCUについてもネタバレありです。
【考察・レビュー】『キャプテン・マーベル』(原題: Captain Marvel)【感想・トリビア】
参考
感想&レビュー
めっちゃおもしろかったですね!!一作目ってのはやはり難しいんですよね。ほとんどが力を持たない主人公が力を得て、それに苦悩して、さらに他の登場人物の紹介や世界観を説明して、敵が現れてそれを倒すという展開になりがちです。別にそれが悪いというわけではなく、王道で面白いからこうなるんですね。しかし本作はMCUという枠組みで描かれたので、世界観の説明や登場人物の紹介に尺を取られなかったのが良かったですね。
MCUを感じられた箇所も多くてよかったです。四次元キューブの再登場にはホント驚きましたね。しかもパワーの源とは….他にはフューリーやコールソン、クインジェットの試作機、クリーやスクラルやロナン等々、いままでの20作品の積み重ねが会ったからこそ他の映画にはできない一作目を作り上げられたのかと思います。
明るいストーリーだったこともよかったです。フューリーとグースとのやり取りは笑えました。あとはタロスの扱いにはホント驚きましたね。絶対的だとおもたのにめっちゃいい人でした。エンドゲームまであと少し…一体どうなるのでしょうか…
冒頭
MCU作品の冒頭は、通常であればアベンジャーズの面々などですが、今回は違いました。なんと2018年11月に亡くなられたスタン・リーさんを偲ぶものでした。映像の中には撮影中のオフショットなどもあり制作陣の思いなど込められていてよかったです。
直近で公開されているSPIDER VERSEでもスタン・リーを偲んでいましたね。
過去作とどう繋がるか
四次元キューブ
四次元キューブ(テッセラクト)が今回登場したのは驚きですね。本作での役どころは
・キャプテン・マーベルにスーパーパワーが宿った原因
・マー・ベル博士の研究していたニューエンジンの源
でしたね。
ここでMCUにおける四次元キューブの時系列を一旦整理すると、
- 1.宇宙の誕生と同時に6つのインフィニティ・ストーンが誕生
- 2.ソーの父オーディンが四次元キューブを地球に保管する
- 3. 古い教会でレッドスカルに奪われるが、最終的に北極に沈む。しかし、スタークの父ハワードが回収し、以降数十年間SHIELDで保管される(キャプテン・アメリカ一作目)
- 4.マー・ベル博士が地球軌道上の研究所で四次元キューブを研究していたことが判明(本作)
- 5.ニック・フューリーがセルヴィグ博士に四次元キューブを紹介(THOR一作目)
- 6.サノスがロキに四次元キューブを奪還させようとするが失敗。その後アスガルドで保管(アベンジャーズ一作目)
- 7.アスガルド滅亡。どさくさに紛れてロキが四次元キューブを回収(THOR三作目)
- 8.サノスによって奪われる。最終的にサノスと共にどこかへ行方をくらます…(インフィニティ・ウォー)
こうしてみると四次元キューブはMCUを代表するアイテムですね。トニーが生まれて初めて死を覚悟し、人間的に大きく変わった原因となったや、スティーブ・ロジャースが戦いに巻き込まれる原因になったことも踏まえていきたいです。また、本作でも今後のMCUフェイズ4を担うキャプテン・マーベルのパワーの源となっていますので、なんというかトニーとスティーブからキャロル・ダンバースへ引導を渡しているようにも感じますね。
アベンジャーズの由来
アベンジャーズ計画、つまりアベンジャーズの名称の由来が、キャロル・ダンヴァースの空軍でのコールサイン”アベンジャー”であることがわかりましたね。
アイアンマン2
本作で”ペガサス計画”というものがありましたが、実はアイアンマン2の未公開映像内でもちょこっとだけ言及しています。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
タロスとコラスはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(以降GOG)一作目にも出ていましたね。
本作の頃のクリーは、スクラル人を迫害していた辺り、非常に好戦的な帝国であることがわかります。しかし、ロナンたちはGOGにてザンダーと平和条約を結んだクリー帝国を弱腰と断じてサノスと結託していました。その結果、どちらも残念ながら死んでしまいますが…他のメンバーはキャプテン・マーベルの二作目などでどうなるのか描かれるのでしょうかね。
本作でロナンの乗っていた船は、GOGで乗っていた船、ダーク・アスターと同型ですね。
ニック・フューリーとフィル・コールソン
本作ではニック・フューリーとプロビーだった頃のコールソンが出てきましたね。
アベンジャーズで一度死に、ドラマ・エージェンド・オブ・シールド内でフューリーの手によってクリーの血液で蘇りました。
このクリーの血液というアイデアは、おそらくキャロル・ダンバースにクリーの血液が輸血されて回復したということを、本作でフューリーが聞いたからでしょう。
ただし、コールソンとの違いは、キャロルの血液は輸血後に青、コールソンは赤のままということですね。
その理由はおそらくクリーの血液があくまで蘇生させる際の着付け薬的な役割を果たしていたからでしょう。ドラマを見ていた方はわかりますが、コールソンの蘇生は、輸血して脳みそのツボを機械で刺激しまくる方法だったので、それが血液の色の違いに繋がったのかと思います。
エージェンド・オブ・シールドはこちら
本作の途中でキャロルとフューリーを見逃すところは良かったですね。あれがきっかけでコールソンへの信頼が生まれたんでしょうね。
次はニック・フューリーです。およそ20年前の話でしたので見た目がめっちゃ若かったですね。特殊効果すごい。
ちょこっとニック・フューリー演じるサミュエルの代表作、”パルプ・フィクション”のパロディがあったのが笑えましたね。
驚愕の事実が….
「かつて私は、ある者を信頼していたがために、片目を失った(“The last time I trusted someone, I lost an eye.”)」
Captain America: The Winter Soldier
キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャーで彼の左目は失明していることが判明しました。その際に上記のことを語ったのですが、おそらく多くの人は本作で敵との交戦中にやられたのかと考えたでしょう。さらに、本作で車をわざとぶつけた際に顔を負傷するのですが、そのときは右目辺りを怪我していました。
ではなぜ失明していたのかというと、なんと猫のグースに引っかかれたからでした(笑)
そのことは本人は周りには明かしていないようで、尾ひれがついてかなり壮大な理由で失明したとコールソンらは考えているみたいですね。
その他
https://fictional-flying-machines.fandom.com/wiki/Quinjet
アベンジャーズシリーズやドラマで多く登場するクインジェットの試作機が出てきましたね。上記の白いやつです。
あとはMCUで前作にあたるインフィニティ・ウォーのラストでフューリーが使ったポケベルの伏線も今回ちゃんと回収されましたね
MARVEL三大帝国
MARVELでは三大帝国と呼ばれる超巨大な帝国があります。
それが上の画像にある通りクリー、スクラル、シャイアの3つです。私はシャイア帝国には詳しくないので、今回は映画にも出てきたクリーとスクラルについて説明します。
これがシャイア帝国です。
スクラル
参考
スクラル人は、変身能力を持ち、別人に姿を変えることができる異星人。
https://www33.atwiki.jp/studentx/pages/458.html
銀河に強大な帝国を築いていたが、”Annihilation”で支配星域が壊滅的な打撃を受け、”Secret Invasion”では地球侵攻に失敗し、今では衰退している。
この通りスクラル人はシェイプシフターで、それを利用した撹乱攻撃などが多い印象です。
そしてスクラルといえば、下の画像にもあるファンタスティック・フォーの全員の能力をコピーしたスーパースクラルが有名です。
そしてスーパースクラルはファンタスティック・フォーに属しているので20th century foxが版権を持っていました。そして本作を見て分かる通り、スクラル人という設定は現在ディズニーが版権を思っています。
みなさんもお気付きの通り、Disnyは20th century fox を買収したので、今後はこのスーパースクラルや “Secret Invasion” という名作の映像化にも期待できそうですね
「ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長)が完成済みの脚本を隠し持っていないかぎり、(フォックスからの)新しいヒーローは少なくとも2021年までは登場しないとみられる」
https://www.frc-watashi.info/skrulls-x-men-captainmarvel
それと少し残念なことに、X-MENの登場は上記引用の通り、時間がかかるみたいです。
このようにスクラルといえば悪役だったので、本作では被害者側だったのには驚きましたね。しかしタロスも言っていたように、全員が全員 (クリーも同様に) 善人ではないので、今後悪のスクラル人も出てくるのは間違いないでしょう。
クリー
参考
クリー人のコミック設定は以下
https://www33.atwiki.jp/studentx/pages/654.html
宇宙三大帝国の一つ、クリー帝国。任務のために命を懸けて戦う戦士を多く擁する戦闘国家であり、地球を遥かに凌ぐテクノロジーを持つ。
基本的にスクラルと対立している。
種族の意思決定は生体サイボーグの人工知能スプリーム・インテリジェンスが行う。
クロスオーバー”Annihilation: Conquest”ではファランクスの襲撃を受け、壊滅的な打撃を受けながらもヒーローたちの共闘により撃退した。
“The Black Vortex”では元スパルタクスの皇帝J’SONの攻撃によって母星ハラが攻撃され、ついに破壊されてしまった。
クリー人といえば、MCUではヨンドゥなどが思い浮かびますね!最近だとドラマ・エージェント・オブ・シールドでのメインヴィランになったりと、存在感が大きくなっています。
映画でもスクラルと敵対し、本作のみ見るとスクラルと一方的に迫害しているように見えますね。
ピンク・クリー
クリーといえば青い肌ですが、まるで人間のような白い肌を持った者たちも居ます。なぜなのかというと、クリー帝国が多くの星を植民地化していく過程で混血のクリー人が増えたからです。彼らはピンククリー(Pink Kree)と呼ばれ、他のクリーよりも優れた身体能力を持っているそうです。本作だとヨン・ロッグがそれにあたりますね。
スプリーム・インテリジェンス
クリー帝国のトップに君臨するのがスプリーム・インテリジェンスです。いかがコミックの設定です。
銀河の巨大帝国の1つ、クリー帝国を統べる巨大な生体人工知能。
https://www33.atwiki.jp/studentx/pages/894.html
巨大な緑色の顔のような姿をしている。
常に巨大なビーカーの中で培養液に浸かっていないと生存できない。
銀河のあらゆる知識を保有し、それをもとに一瞬にして可能性を計算し、クリーの首脳たちに指示を伝える、実質的にクリーの支配者。
ただし、コミック誌上に登場するときには反抗されてしまうことも多い。
“The Black Vortex”で破壊されてしまったが、次世代のスプリーム・インテリジェンスを作る種が存在するようである。
本作だと超巨大なコンピュータで、 誰かと対話をする時は、その人物が最も尊敬し信頼する者の姿で現れるみたいですね。
今後どう繋がっていくか
アベンジャーズ / エンド・ゲーム
予告からもわかりますがフューリーのSOSを受けて地球に戻り、アベンジャーズとともにサノスに挑むようですね。強さ的にはソー並なので非常に期待です。インフィニティ・ストーンとの相性も良さそうなので、そこらへんでも活躍してほしいですね。
キャプテン・マーベル2
二作目があると仮定します。そしてそこで描かなければならないのをまとめます。また、私の予想ですが次作はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー一作目と本作の間の時系列だと思います。
- なぜガーディアンズ・オブ・ギャラクシー一作目でクリー帝国はザンダーと和平を結ぶような平和主義になってしまったのか。おそらく次作でキャロル達がスプリーム・インテリジェンスを倒す?
- タロスたちの安静できる場所の発見
- ヨン・ロッグたちとの決着
- ロナンがキャロルに興味を示していたので再戦することは確実
こんな感じですかね。いや~ほんと早く見たい!!
あとはフェイズ4以降のアベンジャーズシリーズでシークレットインベーションが描かれ、さらにファンタスティック・フォーも参戦し、 4人の能力をコピーし、全て同時に使うことができるスーパークリートの戦いもあると考えています。
シークレット・インベージョンとは
2008年の大型クロスオーバー。後のマーベルワールドに数年に渡って影響を与えた重要なストーリー。
https://www33.atwiki.jp/studentx/pages/421.html
長時間かけて準備されていたスクラル帝国の地球侵攻が一斉に開始され、ヒーローたちとの戦争が勃発する。
変身能力を持つスクラルは侵攻開始以前に大勢のヒーローと入れ替わっていた。
誰を信じていいかわからない状況の中で、ヒーローたちは苦戦を強いられる。
クリーの返信でアイアンマンやキャプテン・アメリカ達に擬態して惑わすとかの展開もあるとなお熱いですね!今後に期待です!
キャラクター
キャロル・ダンヴァース / ヴァース / キャプテン・マーベル
演 – ブリー・ラーソン
ニック・フューリー
演 – サミュエル・L・ジャクソン
グース
タロス
演 – ベン・メンデルソーン
ヨン・ロッグ
演 – ジュード・ロウ
コラス
演 – ジャイモン・フンスー
ロナン・ジ・アキューザー
演 – リー・ペイス
マリア・ランボー
演 – ラシャーナ・リンチ
モニカ・ランボー
演 – アキラ・アクバル
ミン・エルヴァ
演 – ジェンマ・チャン
スプリーム・インテリジェンス
演 – アネット・ベニング
ウェンディ・ローソン博士 / マー・ベル
演 – アネット・ベニング
フィル・コールソン
演 – クラーク・グレッグ
電車内の乗客(スタン・リー) 演 – スタン・リー
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