こんにちは!
今回は02/12(金)に配信されたワンダヴィジョン第六話について注目したいポイントや考察、さらには今後の予想を書いていきます。
本記事では初鑑賞時に気になったことやイースターエッグを簡潔に書いて、最後総評を書いていきます。
ネタバレ注意です
第五話についてのレビューはこちら!
ワンダヴィジョン各話レビューはこちら!
原作&その他
ワンダヴィジョンの原作は、『ヴィジョン1』と『ヴィジョン2』です。この原作は非常に高く評価され、数々の賞も受賞されているそうです。
他には2021/1/21発売の『MARVEL大全』というこれを読めばマーベル・コミックのことがかなり分かる本を購入しました。休みの日など少しずつ読み勧めたいと思います。
ページ数は256で短いかと思いきや、大型本なので小学館の昆虫図鑑を想像してもらえるといいかと思います。なので情報量は今までの書籍と比べても段違いかと思います。発売も2021年ですしね笑
あとはやはりこれですかね!
第六話『ハロウィーンの不気味な夜に』
パロディはマルコム in the Middle
フルハウスパロディはなさそうですね…フルハウスの版権はNetflixが持っているからでしょうかね?
第六話のパロディは2000年から2006年まで放送されていた『マルコム in the Middle』です!
IQ165のマルコムの家や学校などの身の周りでおこる様々な出来事を描いたコメディ。番組内でマルコムはカメラ目線で本音をしゃべったり、回想シーン前に効果音を入れたりするなど、さまざまな工夫が凝らしてある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A0_in_the_Middle
ワンダヴィジョンでは毎回そうですが、やはりオープニングはそっくりですね笑
次回はなんのパロディですかね?ハンナ・モンタナ?
でも今出てる予告的にメイキングになりそうかも(詳しくは本記事の第六話を見終えて)
不穏なオープニング歌詞
カオスに逆らうな やったことを後悔するな ゲームに振り回されるな お楽しみはこれから 時には大混乱に 移ろいやすい世界 すべては幻想さ 座ってショーを楽しんで このまま続けよう とにかく続けよう こんなゆがんだ毎日でも このまま続けよう 先がまるで読めなくても 次は誰が登場するのかな
この歌詞はそのまま第五話までのカオスな感じを表していて面白いですね笑
とくに、今の世界は所詮幻想であるけども楽しもうというワンダの考えを表していると思います
また、上記画像左下の記録残量が約2/3ですが、これはワンダヴィジョンが全9話なので第6話が2/3にあたるからですかね?
あとオープニングでヴィジョンが登場したシーンの歌詞が”すべては幻想さ”ってのが意味深でしたね
アグネス不在のオープニングカット
オープニングにはアグネスが一部登場しますが、
このラストカットではアグネスは登場しません
これはアグネスはワンダ達ファミリーには含まれない=敵?ということ暗示してそうですね
仮装の元ネタ
各登場キャラのハロウィーン仮装はそれぞれコミックでの服装が元ネタです。
この衣装はソコヴィアの占い師らしいです笑
トミーとビリーは上記から
FOX版ピエトロの能力エフェクト
FOX版ピエトロが高速移動する際のエフェクトを分析していきます
上記は第六話のワンシーンですが、ここのエフェクトとFOX版・ディズニー版のエフェクトを見比べてみました。
見比べたシーンは上記動画の
3:08~FOX版ピエトロ
3:40~ディズニー版ピエトロ
です
ん~~やはり青い軌跡が長くとどまるディズニー版と比べると、今回出てきているピエトロはFOX版のエフェクトっぽいですね
トミーとビリーのコミック設定
トミーが右でビリーが左ですね。コミックではトミーはスピードというヒーロー名で、本名はトーマス(トミー)・シェパード(Thomas Shepherd)です。一方ビリーはウィッカンというヒーローで、本名はウィリアム・カプラン(William Kaplan)です。この二人は子供を作ることができないシンセソイド(人造人間)のヴィジョンとの子供がどうしても欲しかったワンダが魔法で生み出した存在でした。そのあと色々あって転生したりしているみたいです。詳しいコミックでの設定は以下です。
・トミーについて
スカーレットウィッチとヴィジョンの子で双子の片割れ。双子のもう一人はウィッカン。 本来ミュータントと人造人間の間に子供が産まれるはずはないが、スカーレットウィッチの現実改変能力により具現化。
能力
超スピード。 物質の分子構造の振動を加速することで崩壊させる
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/367.html
・ビリーについて
実はスカーレットウィッチとヴィジョンの本来存在し得ないはずの子供たちの一人。 スカーレットウィッチの現実改変能力により、具現化した。 ユダヤ人夫婦のところに「転生」しており、人間の両親もいる。
現実改変能力。 「魔術」のように使うが、呪文を唱えるのではなく、願望を繰り返し口にするだけで現実化する。 (このときのフキダシは、同じ文がピリオドなしにつながっている。) 欠点は、いつ呪文が発動したかわからないこと。 将来、神のような存在になる可能性もあるとされる。
https://w.atwiki.jp/studentx/pages/369.html
以上です。
ちなみにウィッカンは同性愛者らしいので、最近の流れ的にもMCUのビリーは同性愛者になりそうですね。
ワンダヴィジョンでも双子はコミック準拠の超スピードと魔法を持ってそうですね。
*重要*シラミの仮装
FOX版ピエトロ曰く、幼い頃ワンダとシラミの仮装をしたと言ってますが、このシーンおかしいんです。
なぜならX-MENにはFOX版ピエトロ(作中ではピーターと呼ばれている)の妹が登場するシーンがあるんですが、この女の子がワンダなのではないかと言われています。しかし、このシーンは公開時には削除されているなど不明な点も多いです。ここで重要なのはFOX版ピエトロは妹とは年が離れているということです
そして第六話のシラミ仮装の回想シーンでは、どう見てもFOX版ピエトロと同い年の女の子が一緒にいます。なので見た目や性格、能力のエフェクトはFOX版ピエトロなんですが、記憶はディズニー版ピエトロっぽそうです。ただし、第五話のラストでヴィジョンのことを誰?って言ったり、このシラミの仮装についてワンダ本人に記憶がないことを踏まえると、FOX版ピエトロには実は双子の妹がいたのではないかという仮説が導けます。
つまり、第五話から出てきているFOX版ピエトロは、見た目も記憶もFOX版そのものであり、シラミの仮装シーンに出てきた女の子は、FOX版で未だ未登場のFOX版ピエトロの双子妹であるということです。なのでこのつじつまを合わせるために、FOX版では幼い妹のシーンを削除したんじゃないでしょうか。
でもその後のシーンで
なんて言ってますし…謎です…
不穏なヘイワード長官
ワンダを殺さねばならないと強調するヘイワードはやはり怪しさ満点でしたね。
君はいつだって能力者の味方だ
キャロル・ダンバースと親しかった
一度消滅した連中は今も楽観的だな
君らは何も知らない
世界を守る大変さを
この発言から能力者に振り回される現状に怒りを感じ、差別意識さえ持っていそうです。
過去を思い出したくないから
ワンダの兄として今回出てきたのがなぜFOX版ピエトロなのかについてはFOX版ピエトロ本人が
(姿かたちが違うのは)それはお前が過去を思い出したくないからだろ
と言っており、理にかなってますのでこの通りっぽいですね。ただワンダがなぜマルチバースを開くことができたのか、なぜ開く必要があったのかが気になりますが…
ヴィジョンの不信感
ハロウィーンで子どもたちがいたずらしないように外に見回りに行ってくると言ったヴィジョンですが、実はウェスト・ビューを探索しに言ってました。第五話で爆発したワンダへの不信感はまだ拭えてないようですね。
*重要*YOMAGICストロベリー味のCM
ワンダヴィジョンのCMと言えば彼女の人生に沿った時系列を表しています。第五話ではラゴスでの民間人誤爆事件についてでした。
なので時系列に沿うと次は『インフィニティー・ウォー』でヴィジョンのマインド・ストーンを破壊するところだと思ったのですが、今回違いました。
CMの内容はクレイメーションの子供がカニを連れて無人島にいる。”腹ペコだ。なんでもいいから食べたい”と子供が言う。その時、サーフボードに乗ったサメが現れます。”昔は俺もいつも腹ペコだったぜ”とサメは言う。
“何をしたの?”と子供が聞くと、サメは “ヨーマジックを食べた”と答えた。
サメは子供にYOMAGICを渡し泳ぎ去った。しかし、震えている子供はYOMAGICを開けることができずゆっくりと骨になって枯れて死ぬ。
最後のキャッチフレーズは”YOMAGIC!!!生き残りたければこれ食べな!”
普通に見てるとワンダの人生のどこを表しているのか全くわかりません。
ですが、インフィニティ・ウォーのことを指しているのを意識すると、このCMはワンダがヴィジョンのマインド・ストーンを破壊したシーンではないかと考えることもできるのではないでしょうか。確かにアベンジャーズは生き残るためにヴィジョンを殺しましたしね。
もう一つこのCMについて考えることができて、それはワンダヴィジョンのドラマそのものを言っているのではないかということです。つまり、ヴィジョンを失って打ちひしがれているところにサメで表される本作の黒幕が現れ、YOMAGIC、つまり魔法をワンダに授け、今回の事件を起こさせたということです。たしかにワンダの能力はマインド・ストーンとヒドラの科学力によって生み出された科学よりの超能力であり、魔法は使えません。しかし、本作のワンダは姿かたちを変えたり以前よりもパワーアップしています。
じゃあサメは誰か?それはやはりアグネス(アガサ)ではないでしょうか。アグネスはアガサ説についてはこちら
ヘイワードのPC
やはりヘイワードには何か秘密がありそうです。
今回明らかになったのは
- 町の中を監視していた。特にヴィジョンを監視
- モニカの検査結果を持っていた
- 白目(カタラスト)作戦
ですね。詳しくは本記事の第六話を見終えてにて考察していきます!
町外れにいるアグネス
町外れへやってきたヴィジョン。
そこには魔女の仮装をしたアグネスが…話しかけてみるとどうやら様子がおかしい
道を間違えた
迷っちゃった
あなたアベンジャーズのメンバーね
ヴィジョンでしょ?!
あなたが死んだから
死んだ
死んだ!
死んだ!
何もかもおしまい
ただこのときのアグネスちょっと演技っぽい気がするんですよね
やはりアグネス=アガサ説を推しているので、ワンダを操ろうとしたアグネスが失敗して、ワンダから逃れられない状況に今なっているとかそういうのではないでしょうか?
それで今回ヴィジョンと接触した理由なんですが、彼に自分は死人だと自覚させて、現状打破しようとしているとか?というよりワンダがヘックスを拡張させるのを見越してヴィジョンを煽ったのでしょうか?
丘の上で装置を受け取る
モニカが丘の上で装置を”誰から”受け取るつもりだったのでしょうかね?
MCUで登場したことあるキャラだったら熱いですね!でもそのシーンは端折られてたので特に特別なことはなさそうです笑
結界に2度入ると
モニカはウェスト・ビューに最初潜入するときと、ワンダから追い出されるときの二回結界を通り抜けています。
そのときの影響でモニカの身体には何か異変が起きていました。
これは第五話の時点でわかっており、今後フォトンという身体を光に変えることのできるヒーローとして活躍しそうです。詳しくはこちら
また、この現象は今後非常に重要になるのではないかと予想しています!詳しくは本記事の第六話を見終えてにて!
こども達の出演
あの世界でレギュラー出演すると、脳への負担が大きいからワンダは子どもたちを出さなかったようです。ワンダにはまだ優しさが残っていることのわかるいいシーンでしたね。
また、この世界をどうやって生み出したのかワンダでさえ覚えていないようでした。これは第五話のヴィジョンとのやり取りで言っていますね。
そしてエンドゲーム後、ワンダに残ったのは孤独と虚しさだけだったようです。おそらくそこに漬けこまれたのでしょうね。
ピエトロの死の幻影
ワンダはついにFOX版ピエトロの死の幻影をみるようになりました。しかも身体は銃弾で蜂の巣で、目は白く濁っていました。ヴィジョンの死の幻影も目は白く濁っていたのと頻度が多いことからこの幻影は第三者から見せられているような気もしますね。
結界を抜けるヴィジョン
ついに町の外へ出たヴィジョン
しかし結界から強く引き込まれています
さらに身体もボロボロに…
そんなに出たいのか
このヘイワードの発言ちょっと意味深だなと思いました笑
あとはモニカの服は別に引き込まれてボロボロになったりしていないのに、ヴィジョンだけこんなボロボロになるのは不思議ですね。一方で額のマインド・ストーンは綺麗なままなので、断言はできませんが、やはり黒幕はワンダがヴィジョンを生き返らせるときの副産物であるマインド・ストーンの復活を目論んでそうですね。もっといえばすべてのインフィニティ・ストーンですね。
それとインフィニティ・ウォーで死んだヴィジョンの身体を使って生き返らせたようなので、外の世界に順応しそうですがここまで拒絶反応が出ているのも気になります。また、ボロボロなっいている身体の断面図はくすんだ黄色?なのも気になります
みんなを助けようとするも地面に倒れてしまうヴィジョンは見てて悲しくなりますね…
ワンダファミリー
ビリーの能力の片鱗が見えたり、FOX版ピエトロの心無い一言など、今回ワンダファミリーをよくしれた回でしたね
拡張するヘックス
ヴィジョンを助けるためにワンダはヘックスを拡張させ、ダーシーとSWORDのほぼすべての隊員があの町に取り込まれます。
巻き込まれていないのはヘイワードとウーさんとモニカっぽいですね。第七話では彼らが協力するのか。それともやはりヘイワードが本性を現すのか…
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蜂の巣にされたかと思えば
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