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【MCU考察・レビュー】『シャン・チー』(Shang Chi)【感想・イースターエッグ】

今回は09/03(金)に公開されたMCU映画シャン・チー(Shang Chi)について注目したいポイントや考察レビュー、さらには今後の予想を書いていきます。

本記事では初鑑賞時に気になったことやイースターエッグを簡潔に書いて、考察を書いていきます。

ネタバレ注意です

現在放送中のホワット・イフの各話レビューは下の画像をチェック!

What If各話レビュー

総評

新たな時代の到来

MCUフェーズ4初のオリジン・ストーリーでしたね!今までのアイアンマンやマイティ・ソーのオリジン・ストーリーは過去の遺産がなかったのでその映画だけの世界観で閉じていましたが、本作ではウォンやアボミネーション、アイアンマン3、エンドゲームなど様々な過去作とのつながりを感じ非常に良かったですね!ストーリーもわかりやすく、派手で面白かったです!テン・リングス自体にも何か秘密がありそうですし今後が楽しみです!

組織は一枚壁ではなかった

ちょっと気になったのがテン・リングスの残虐性とかもっと描かれると良かったかなと笑。簡単に神秘の村『ター・ロー』側に寝返ったのには笑いましたね

闇の生物などの登場

おそらくエターナルズに出てくる闇の勢力ディビアンツの一つが、今回出てきた敵たちなのでしょうが、それを知らない人たちにとってはいきなりファンタジーになって困惑した人も多そうですね笑。早くエターナルズ見たい!

考察

シャン・チーの時系列

作中からもわかるようにエンドゲーム後の話でしたね

噂によるとスパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム(NWH)とほぼ同じらしいですがわかりませんでしたね

ミッドクレジットシーンでまさかの・・・

テン・リングスは誰が作った?

ミッドクレジットシーンでウォンがシャン・チーたちにテン・リングスがなにか信号を出しているとのことで会いに来ましたね。キャプテン・マーベルやブルース・バナーでも何の金属からできたのかわからないなど謎の多いアイテムでした。

後述しますが本作は闇の魔物が出てくるなどエターナルズのディビアンツ(以下参照)となにか接点がありそうな種族が出てきたあたり、このテン・リングスはセレスティアルズが作ったとかありそうですね

キャプテン・マーベル登場

まさかシャン・チーに出るとは思いませんでした笑

ハルクが人間に!?

エンドゲームの最後までブルース・バナーはハルクと融合した姿でしたがなんとミッドクレジットシーンでは腕は吊ってましたがブルース・バナーの姿での登場でしたね!!

もしかしたらドラマ『シー・ハルク』はシャン・チーの前の出来事で、その中でブルース・バナーになるのかもしれませんね!あとアボミネーションが元気にウォンさんと八百長していたので、なぜそのようになったのかもドラマで描かれるのかもしれませんね!

ポストクレジットシーン

なんと妹のシャーリンはテン・リングスを解体せずに首領となりましたね!興味深いのはあの組織に新たに女性たちが多く加わったことです!もしかしたら今まで頭巾をかぶってたのをやめたのかもしれませんが、私には彼女たちがウィドウに見えましたね。

ドラゴンたち

本作では2体ほどドラゴンが出ましたね!ちょっと本作で出てきたドラゴンの元になったコミックキャラクターの特定が怪しいですがご紹介いたします。

フィン・ファン・フーム

https://marvel.fandom.com/wiki/Fin_Fang_Foom_(Earth-616)

コミックでの設定は以下です。

ファンタスティック・フォーデビュー以前の『プレ・スーパーヒーローマーベル』時代のコミックで初登場した巨大モンスターキャラ。 身長:126m・体重:14万6000t 中国奥地の秘境『眠れる龍の谷』に潜む巨龍。

外見は東洋風の龍とヨーロッパ風のドラゴンを足して2で割ったような巨大怪獣だが、 その実態はマゼラン星雲の惑星カカランサラ(別名・マクルウⅣ)から地球侵略のためにやって来た異星人。 ※「マクルウⅣからやってきた龍型宇宙人」は、マンダリンが使う、スーパーテクノロジーの10個の指輪を持っていた種族である。 日本の怪獣キャラで例えるならば『キングギドラの姿をしたバルタン星人』とでも言うべき存在。 数千年前に仲間と共に地球に飛来し、仲間が撤退した後も地球に残っている。 1990年代よりアイアンマンのヴィランとして暴れまわり、2017年のMonsters Unleshdでは 他の怪獣キャラと共にキッド・カイジュウことケイ・カワデに協力して地球を狙うリヴァイアサンと戦った。

https://w.atwiki.jp/studentx/pages/1375.html

宇宙から来たことやコミックでの フィン・ファン・フームはしっぽが何本もあることから、本作のボスはこのキャラクターが元になっているのは間違いないでしょう。

グレートプロテクタードラゴンとマドリプール

https://www.u-buy.jp/en/product/8AXKZ0E0-marvel-shang-chi-and-legend-of-the-ten-rings-great-protector-dragon

ター・ローの湖の底にいた龍のコミックでの設定はちょっとわかりませんでした笑。今後シャン・チーのピンチに駆けつけてくれるとかあるといいですね。

あとアジアとドラゴンといえばドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に出てきたマドリプールはドラゴンの頭の上にできた町という設定がコミックにありますね(詳しくは以下)

なので今後このドラゴンとマドリプールのくだりをやるかもしれませんね!

アボミネーション

(予告から知ってましたが)まさか『インクレディブル・ハルク』のメインヴィラン『アボミネーション』とウォンさんが仲良くしているのは驚きでした笑。前述したように『シー・ハルク』で今まで何をしていたのか明かされるといいですね

闇の生物はエターナルに繋がる?

本作では今まで地球の話は比較的現実的でしたが、本作では空想の生物など多く登場しました。本作で新しく出てきた闇の生物はエターナルズのヴィランたち『ディヴィアンツ』となにか関係ありそうですよね

シャン・チーの隠された過去

シャン・チーは母親を殺した敵を始末して、その罪悪感から父親とテン・リングスから逃げた過去がありましたね。本作ではそれ以上語られませんでしたがこの仇ってシャン・チーの親友ケイティ・チェンの祖父なんじゃないかと考えてます。でもそれが本当なら実は仇を始末した過去を話すときにそのことも伝えるべきだからこの設定は無さそうかなぁ。

テン・リングスとアイアンマンの因縁

実はテン・リングス自体は『アイアンマン』一作目でトニー・スタークを拉致したテロリストのシーンに出てきてるんですよ!

そして『アイアンマン3』では偽物でしたが首領と組織が登場したんですね。

なので本作では一作目でなぜトニー・スタークを拉致したのかとか軽く触れられることを期待したのですがなかったですね笑

マンダリン再登場

アイアンマン3に出てきた陽気なおじさんの行方が心配だったのですが、なんとテン・リングスに捕らえられてマクベスなどを演じさせられていたとは。。。笑。最終的に首無し生物モリスと仲良く生き残ってよかったです。

エクストリミス再登場

アイアンマン3でアルドリッチ・キリアンが作り出したこのエクストリミスという強化人間が、闘技場ゴールデン・ダガーにいましたね!あとアイアンマン3見返すとキリアンの肌にドラゴンが描かれているなどシャン・チー風のエッセンスが使われていたことに気づきました。

デス・ディーラーの存在感

絶対素顔を母親の顔に整形した暗殺者とか予想していたのですが、特に何もなく死んでしまったのには驚きましたね。

神秘の村ター・ローにいた生き物

ター・ローには獅子、麒麟、九尾、モリス、龍、不死鳥らしき鳥などがいましたね。ター・ローのMCUにおける位置づけやこの生物たちのルーツなどさらに明らかになるといいですね。