お久しぶりです!
約一年ぶりの投稿ですね!笑
あれから大学院を卒業し、現在はやりたい仕事につくことができ、日々勉強中です!
本記事では初鑑賞時に気になったことやイースターエッグを簡潔に書いて、最後総評を書いていきます。
ネタバレ注意です
さて、ついにMARVELドラマが始まりましたね!
そのことについては以下の記事で詳しく述べてます
ちなみに第三話はこちら
あとこの記事を書く際に以下の記事を読みました。大変素晴らしかったです。
https://www.club-typhoon.com/archives/2021/01/15/wanda-vision-drama.html
ワンダヴィジョン各話レビューはこちら!
原作&その他
ワンダヴィジョンの原作は、『ヴィジョン1』と『ヴィジョン2』です。このコミックのあらすじは以下です。
人類の殲滅を目論む狂気のアンドロイド、ウルトロンの手で生み出されながらも、創造主に背を向け、正義の列に名を連ねた人造人間“シンセゾイド”ヴィジョン。最も高潔なアベンジャーとして仲間と周囲の信頼を勝ち得てきた彼は、ホワイトハウス付のアベンジャーとして首都ワシントンD.C.に転任したのを機に新たな生活を始める。首都郊外に家を求め、同じく人造人間の妻と娘、息子を迎え、“人間らしい”暮らしを送ろうと決心したのだ。かくして、合衆国の心臓部で働くエリート達が暮らすヴァージニア州アーリントン郡ヒッコリーブランチ・レーン616で、“普通”であろうとする4体の人造人間の暮らしが始まった。しかしある事件をきっかけに彼らの生活の歯車は狂い始める。そして恐るべき悲劇が…元CIA職員という異色の経歴で知られる気鋭のライター、トム・キングによる、奇妙で奇抜で危険なサイコロジカル・ファミリーホラー。21世紀のマーベルコミックスを代表する稀代の傑作がついに登場!
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4864914699/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1
この原作は非常に高く評価され、数々の賞も受賞されているそうです。
私はお恥ずかしながらまだ読んでなかったのでこれを機会に購入しました。早く届かないかな~~
他には2021/1/21発売の『MARVEL大全』というこれを読めばマーベル・コミックのことがかなり分かる本を購入しました。休みの日など少しずつ読み勧めたいと思います。
ページ数は256で短いかと思いきや、大型本なので小学館の昆虫図鑑を想像してもらえるといいかと思います。なので情報量は今までの書籍と比べても段違いかと思います。発売も2021年ですしね笑
第1話
ヴィジョン復活?
いきなりヴィジョンが出てきましたよね!
しかしヴィジョンはインフィニティ・ウォーでマインドストーンと奪われて死んでいるはず…
オープニングの一新
MARVELの映画で毎回流れるこのオープニングがこの度フェイズ3まで全てを包括した内容になりましたね!
トニーの最期もあったりで、これまでMCUを追い続けた身としては非常に感慨深いものとなっております。フェイズ4~6もフェイズ1~3と同等、いや、何倍も超えるようなものになってくれると思うので楽しみにしています!
パロディ
第1話は『アイ・ラブ・ルーシー』(1951-1957)というアメリカで放送されていたシットコムドラマがのパロディだったようですね。知らなかったです….
『奥様は魔女』のパロディだとずっと思ってました笑
日本でいうと『男はつらいよ』のパロディといったところでしょうか。このような各国で今でも愛されている作品を知れるのはやはり楽しいですね。
謎のCM
物語中盤、突然トースターのCMが登場しましたね。
見所はやはり
- トーストメイト2000のランプに色がついて赤く光っている.
- トースターのメーカーがトニーインダストリーズ
でしょうね。
ヴィジョンが歌った曲
ヴィジョンがハートさんの奥さんの目を反らせるために歌った曲は、『Yakety Yak』The Coastersです。
巧みな演出
まずは、今回の話はほぼ白黒時代のシットコムドラマでした。なので、2021年では16:9が主流なんですが、4:3の画角の作りでした。そして最後カラーになる場面では16:9に戻るという凝った作りをしていましたね~
ワンダが魔法を使うシーンはトウジの撮影技法に習って逆再生やピアノ線など使って演出していましたね。そのへんもCGを使わないところがなんかいいですね笑
次に第1話は下の画像のようなシットコムによくある同じような構図、ショットでしたね
ちなみになぜシットコムはどれも同じような雰囲気になるのかというと、もちろん観客の笑い超えもなんですが、「撮影ショットと照明」が同じだからだそうです。詳しくは以下のサイトがわかりやすかったです。
https://note.com/mottyan5/n/n090e4a550683
しかし、第1話のハートさんが苺を詰まらせるシーンは違いましたね。
あの不気味なシーンのときはカメラの位置がガラッと変わり、普通の映画やドラマのようなショットになっていたかと思います。
このように、ずーっとシットコムの調子で6,70年前のドラマをオマージュして進行するのではなく、ときおり2021年の演出を織り交ぜることで、非常にメリハリのある物語へと昇華させていますね。
すばらしい。あとこのときの奥さんの笑みがほんと怖い
最後に、このときワンダがヴィジョンに「彼を助けて」といいますが、このときの言い方がせっかくの舞台が台無しだって感じがするんですよね。なんとなく二人がこの世界は作り物だってのを自覚している雰囲気もありました。
キーワード
ハートさん夫妻や隣人のアグネスから
- どこから来たの?
- 子供はどうしていないの?
- 思い出の曲は?
- なんで来た?
などなど、二人の過去について訪ねますが、なんとヴィジョンとワンダは答えることができませんでした。むしろ、思い出せないといった感じでしたね。ですが、ワンダの故郷はソコヴィアと紹介してるのでただの記憶喪失とも違いますね。
S.W.O.R.D
第1話の最後、ワンダとヴィジョンのやりとりをまるで私達がテレビを見るような形で監視?している人物がいました。ここで注目したいのは
- 最後のシーンはカラー映像で画角は16:9
- 男のいる場所は研究所?みたいな機械だらけの場所
- ワンダとヴィジョンの映る映像は六角形のハニカムの意匠がある
- 男のもつ手帳にはSWORDのマークがある。
本節ではSWORDについて書いていきます。SWORDのマークは以下の画像ですね。
そしてSWORDはどのような組織かについて原作コミックのほうから紹介していきます。
S.W.O.R.D (Sentient World Observation and Response Department)は、S.H.I.E.L.Dに対抗するものであり、地球の太陽系内外の活動を監視し、必要に応じて介入します。本部は地球軌道上にある宇宙ステーションです。
https://www.gamesradar.com/what-is-sword-and-how-could-it-appear-in-the-marvel-cinematic-universe/
S.W.O.R.DはコミックだとSHIELDのライバル組織のようなもののようです。SHIELDは地球を監視しSWORDは地球外からの脅威を監視することが目的です。
MCUだとSHIELDはSWORDの役目も担っている感じはしますね。たしか『ドクター・ストレンジ』でSHIELDらは地球と地球にやってくる目に見える驚異から守る存在であり、ストレンジらのような魔術師は目に見えない脅威から守るって言ってたような気がします。
MCUが大好きなファンたちの間ではSWORDはSHIELDを引き継ぐ新しい組織ではないかと噂しています。たしかにSHIELDは『ウィンター・ソルジャー』でほぼ崩壊してますしね。一応『エージェント・オブ・シールド』というドラマでSHIELDは完全には崩壊しておらず、地球を守る姿が描かれており、ときたまフューリーも登場していますが、MCU本編とのつながりはシーズンを重ねるほどに希薄になってきています。そういうメタ的な問題を解決する上でもSWORDという新しい組織に作り変えるのは非常にいいと思いますね。
さらに、『スパイダーマン/ファー・フロム。ホーム』の最後、本物のフューリーが宇宙船にに乗っていましたが、船の形は上にある画像と似た形であることから、まさしくあれはSWORDの船なのではなかろうかと言われています。
ハニカム構造はA.I.M?
前節でワンダとヴィジョンの映る映像は六角形のハニカムの意匠があると述べました。MARVELでハニカムといえばA.I.M(Advanced Idea Mechanics)ですよね!
AIMとは何なのかについては以下の方の動画が一番わかり易いかとおもいます。
動画なんて見れない~という方に簡単に説明すると、ヒドラの科学兵器を作る部署が独立してできたのがAIMで、彼らはハイテク兵器を用いて世界征服を目論むテロリスト集団です。
つまり、コミック準拠で考えればSWORD(正義)とAIM(悪)は敵対する組織のハズですが、なぜAIMの意匠のある映像をSWORDエージェントらしき男が見ているのか….
これについては本記事最終章”第1話&第2話を見終えて”で述べます。
次のページから第二話について
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